・インフルは高熱が特徴だけれども、39度まであがらないケースはどれくらいか?と思って、ちょっと調べてみた。
高齢者におけるインフルエンザについての研究: 1992年度院内流行の解析

これだと、インフルエンザ例39例の最高体温は, 39℃ 以上の者が18名 (46.2%)逆に言うと、39度以下が53.2%という事。高齢者ではこんな感じ。1992年とちょっと古いけど、参考まで。

また、死亡率に関してはこんな疫学調査がある
1987年-2005年のわが国におけるインフルエンザ流行による超過死亡―性別, 年齢階層別, 死因別死亡による推定―
超過死亡の約85%~90%が65歳以上。男女有意差なし。
タミフルが2001年に発売されて、死亡率がさがるかと思いきや、下がっておらず。

そして、日本感染症学会ではこんなQ&A

Q12: 
タミフルがインフルエンザによる肺炎などを予防することへの否定的な意見がコックラン・レビューから出されました。貴学会の緊急提言以降、抗インフルエンザ薬を積極的に投与する医師は増えたと思いますが、提言以前と提言以後で入院率、ICU入室率、死亡率に変化があるのか、検証する必要があると考えますが、如何でしょうか。学会として提言をなさった以上、上記の否定的意見に対する根拠ある再提言を求めます。
(樋口 光宏:樋口内科医院)
A12:
新型インフルエンザ対策委員会へご質問をお寄せ頂き、誠にありがとうございます。先生が引用された「コクラン・レビュー~~」はBMJ掲載論文(Jefferson T, et al: BMJ 2009, Dec 8; 339: b5106)の見解ですが、これは、最近の多くの論文を検証して、ノイラミニダーゼ阻害薬はインフルエンザ感染時に肺炎などの合併症を有意に予防しない、という結論を出したものです。しかし、これは従来の季節性インフルエンザに関する見解であり、パンデミックインフルエンザウイルスH1N12009(新型インフルエンザ)に対する見解ではありません。日本感染症学会新型インフルエンザ対策委員会の提言は、特にパンデミックインフルエンザウイルスH1N12009(新型インフルエンザ)に関してのものですから、BMJ論文の見解に矛盾するものではありません。そして、パンデミックインフルエンザの感染制御や重症化防止のために、ノイラミニダーゼ阻害薬の早期投与を勧める論文が既に海外医学雑誌に掲載されております(N Engl J Med. 2010 Jun 10;362:2221-3・JAMA. 2009 Nov 4;302:1896-902)。もちろん我々も、先生が求めておられる検証の重要性は理解しており、何らかの形で日本の成績を追求すべきであると思っております。

それじゃぁ、やっぱり麻黄湯か
インフルエンザの症状軽減に有効であった 麻黄湯の使用経験
タミフルと麻黄湯を併用で頭痛が軽減。
自分もインフルエンザにかかると、必ず麻黄湯は併用する。
飲むと体がかなり楽になると感じる。まじで(個人的な印象です)

まとめ
・インフルエンザといえど、39度以上にならない事は結構ある
・タミフル、リレンザは合併症を予防しないかもしれない
・麻黄湯とタミフル併用は効果あり