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今日もクローバー薬局では、新人薬剤師の春香が「かかりつけ薬剤師」になるべく奮闘していた。

久美子
春香どう?指名は取れた?

春香
いえ、まだかかりつけ薬剤師になれません…。 

久美子
それで、今日は何人に声かけたの? 

春香
……。 
久美子
もしかして、ゼロなの? 

春香
はい…。 
久美子
あなた、どうして声かけしないの!
それをしなければ何も始まらないじゃない! 

春香
でも、まだ私自信持てなくて…。 
久美子
あなた、この前私に散々怒られてから、勉強してるんじゃないの? 

春香
勉強は、してます…。 
久美子
さっきの患者さんなんて、スーグラ出てたじゃない。
その薬の勉強会行ってきたんでしょう? 

春香
はい……。 
久美子
なら、どうして「あなたのためにかかりつけ薬剤師にならせてください」って言わなかったのよ!
SGLT-2阻害剤なんて、結構リスキーな薬よ!?
あなたがかかりつけ薬剤師として責任を持たなくてどうするのよ!! 

春香
それは……。 
久美子
……。 

春香
失敗したらどうしようって思って…。 
久美子
失敗が怖い⁉︎
私なんて100回以上失敗しているわ!
その都度、落とし前をつけてきたし、失敗したとしても、すぐに誠心誠意対応すれば取り戻せるのよ。
それに、失敗しそうだったら、細かに確認すればいいだけの事じゃない!
何もしなければ、何も始まらないわ!! 

春香
まぁ、そうですけど…。 

久美子
わかった!
あなたに、1番必要なのは行動力ね。行動力が足りないわ!
今晩、私と一緒にボーイハントに行くわよ!
どんな人にでも声かけできる根性をつけるためにね!
失敗しても取り戻せるという事も教えてあげるわ!! 

春香
それは、嫌です。 
久美子
え?何か言った?? 

春香
いえ…。 

〜かかりつけ薬剤師的ポイント〜
・声をかけなければ何も始まらない
・ハイリスク薬が処方されたら、必ず「かかりつけ薬剤師」に立候補し、責任を負うべし
・失敗してもすぐに誠心誠意対応すれば取り戻せるし、心配なら細かく確認していけば良いだけの事。失敗を怖がっては何も始まらない。

〜「ゆとり」と「バブル」的ポイント〜
・ボーイハントというドラマがあった。1998年放送。バブル世代は知っている。
・バブル期はナンパ待ちが基本だが、気になった男性がいたらどんどん女性からアピールし、チャンスは逃さない。
・ゆとりは話しかける行為がとても苦手。理由の一つに、ライン等が発達したため、リアルなコミュニケーションが苦手になっているという説がある。