とも さん
ひろさん、私、新人の子の教育担当になって、この前初めて病棟に連れて行ったのですが、なかなか私たちのやる事を理解してもらえなくて、困ってるんです。
どうしたらいいんでしょうか?

ひろ さん
そうだね。
自分たちも最初の頃は試行錯誤でやってたよね。
とも さん
そうですね。

ひろ さん
実は、ともさんからそういう相談が来るかと思って、薬剤師の介入方法についてまとめてたんだ。

とも さん
用意周到ですね。

ひろ さん
まぁね。
じゃぁ、早速いってみよう!!
調剤薬局の薬剤師にも応用できる事だから、特に新人は読んでほしい!
とも さん
よろしくお願いします!!

 

〜入院時〜

ひろ さん
僕らは病院薬剤師。
最初に介入するのは、入院時だ。
とも さん
はい。

ひろ さん
入院するには必ず理由がある。
それを正しく把握する事。
とも さん
なるほど。
入院した理由としては、「DMコントロール」だったり、腹痛で入院したり、って事ですよね。

ひろ さん
そう。
入院した理由が最大のプロブレム。それを解決しない限り、退院できなかったり、再入院にもなる。
ともさんが言ってくれた、「DMコントロール」の場合なら、どうして外来でコントロールしきれなかったのか。
それが、最大のプロブレムだよね。

とも さん
たしかに・・・。
どうして血糖が高くなりすぎたのか。
お菓子の食べ過ぎかもしれないし、インスリン分泌低下かもしれないし・・・。
原因に対して治療していないとダメです。
そして、それを解決しない限り退院はできません。

ひろ さん
だから、入院時に入院した理由を確認する事が大事!
とも さん
なるほど。

 

〜現在の患者の状態を正確に把握〜

ひろ さん
次に、現在の患者の状態を正確に把握する事が大事。
バイタルもしっかり評価しておこう。
とも さん
メモメモ。
DMなら、血糖値やHbA1c、腎機能などなど、確認します。
この患者さんがDMでどのレベルにいるのか。
入院後の検査が必要な場合もありますけど、
わかる範囲で確認してます。

ひろ さん
そうだね!さすがともさん!
それと、治療方針を確認。
医師は入院後したい事があるから、入院させるんだ。
治療方針を把握しておかなければ、入院後の治療の流れに乗る事はできない。
わからないままいると、自分がいったい何をすべきなのかわからず終わってしまう。
それでは、積極的な介入はできない。
とも さん
ふむふむ。
DMなら、これからインスリンを導入するのか、ビクトーザにするか、食事・運動療法だけでいくのか、たくさん治療法はありますよね。
それを把握しておくって事ですか?

ひろ さん
その通り!
その意識を持っておけば、次に医師が何をしたいか、考えておく事ができる。
医師も忙しいから、やりたい事がずれずれになってしまう事も多い。
でも、薬剤師が先回りしていれば、それを防ぐ事ができるし、同じ気持ちなら一緒に薬物治療に参加する事ができるんだ。

とも さん
なるほど。
信頼関係が築けそうですね。

ひろ さん
そうだね。
じゃぁ、ちょっとまとめると・・・

患者は過去、現在、未来で診ろ!!

とも さん
おぉ〜。
過去:入院する前はどうだったか?
現在:今の状態はどうか?
未来:これからどのような治療をしていくか?
ですね?

ひろ さん
その通り!!
とも さん
しかし、ひろさん、すごいドヤ顔ですね。

ひろ さん
どやどや。

とも さん
ところで、ひろさん薬はいつ出てくるんですか?

ひろ さん
それは、また次回♪