さてさて、今月も日経DIを切っていきます!
特集は「薬剤師キャリア考〜5年後の自分、どう描く?」です。
今回も内容はゆる・・・、楽しい。
最初の2ページを贅沢に使った見開きには目を引く。
すごろくである。
薬剤師キャリア
人生こそすごろくのようなものだが、止まるコマが妙を得ている。
スタートは薬学部入学から。
卒業後、製薬企業や病院薬剤師へ就職。
薬局に関しては、大手薬局チェーン、中小薬局チェーンという選択肢さえある。
大手薬局チェーンに就職し、最後マスが専務どまりというのがウケる。
社長じゃねぇのかよ!!
と、ツッコミたくなるが、これが現実。
社長を継ぐのはだいたい社長のバカ息子というのが、世の中の決まりである。
ちなみに病院薬剤師の就職先を選んだ後はマスがなく、病院薬剤師は日経DIのターゲットではない事がうかがえる。

この薬剤師すごろくをみていると、薬剤師の人生はとても楽しいように見えるが、
このように充実した薬剤師人生を送っている人が何人いるのだろうか。
1つ1つの仕事をこなしていれば、そのうち社長になれそうな感覚をおぼえるがそれは間違っている。
最初に目的地を決めなければ、絶対にその目的地にはたどり着けない。
5年後になんとなく出世して、社長に・・・。
そんな事はありえない。
狭間先生がこう言っていたのを覚えている。

「富士山の頂上にいる人は、本気で富士山に登ろうとした者だけだ。なんとなく歩いていたら富士山の頂上にいた人は一人もいない」

おっしゃる通りである。
しかし、目的地を最初に決めてはいけない。
なぜ、その目的地に到達したいか。
そこから考えて欲しい。
富士山の頂上でご来光をみたいから登る。
患者さんにより良い医療を提供したいから、専門性を極めたい。
薬剤師の教育を学生から変えていきたいから、大学に勤めたい。
などだ。
やりたい事が見えてきたら、それに必要なものが見えてくる。
それにむかって全力をつくしたい。
それこそが人生の充実感であり、仕事をする理由であるのだ。