どうも、所長です。
先日、セミナーにていわゆる「アンチ薬」の人とお話をする事ができました。
彼の言い分はこんな感じ。
・人工物は体に毒だ
・ピザーラも体に悪い
・付き合いもあるから食べたり飲んだりしないといけないため、デトックスが大事だ
・薬も毒だ
・薬は飲まない方が健康になる
・友人の薬(精神科)をやめさせたら、健康になった実績がある
とのこと。
なんとも、久しぶりのアンチ。
私は薬が大好きなので、まったく考えは正反対です。

人工化合物は体に悪いという思い込みをしている人は少なくないですが、実際何がどれだけ悪いのか、正確に理解している人はほとんどいません。
また、それに対してのエビデンスはほとんどありません。
なんとなく、人工物は体に悪いそうだなぁって思って過剰になっているだけです。
そういう私も、薬に関して「薬は毒だ」という考えは、決して間違ってはいないと思っています。
主作用に対して、副作用がある。これが薬です。
薬は万能ではありません。
薬の分子量を考えると、ビー玉を上手い事どこかにぶつけて、地球を変化させるようなものです。
どう考えても狙っていない部分にも作用してしまうのはしょうがないのです。
薬はリスクを伴います。
しかし、これは飛行機にも同じ事が言えます。
飛行機は落ちるリスクがありますが、そのリスクより利便性を優先し乗っているのです。
火も同じ。火事になるリスク、火傷をおうリスクがありますが、火を使わないと風呂にも入れません。そのリスクを承知の上で使っているのです。
薬も同じです。
熱がでたら苦しいものです。それを楽にしたいと思ったら解熱剤を服用すればよいのです。しかし、薬はリスクを伴います。そのリスクに対しての説明書きは市販薬には必ず入っていますし、病院で薬をもらう時も説明書をもらっているはずです。
もし、そのリスクが怖ければ薬は飲む必要はありません。
熱だって放っておけば下がります。
リスクとベネフィットの天秤は自分で判断すればよいのです。
薬は嫌いというのは、仕方ありませんが、そのリクスヘッジはすべての物においてできているのでしょうか?
また、精神科の薬を無理矢理やめさせたら、その人が健康になったといっていましたが、それは本当に本人の望む事だったのでしょうか?
健康というのは、自分の価値観であり、誰かに与えられるものではありません。
特に精神科の場合、症状が目に見えるものではありません。
プロでも難しいのに素人が適当に薬をいじるのは絶対にいけません。
体調は口では良くなったと言うかもしれませんが、心のそこでは、迷惑だと思っているかもしれません。
本人にとっては大きなお世話だった事でしょう。

しかし、この業界にいるとまったくのアンチとはなかなか出会えないものです。
正反対の意見を聞けた事は私にとって、非常に良い経験となりました。
これからも今の環境だけでなく、違う世界の方たちとたくさん交流していこうと思います!